カキの平棚栽培による作業能率と
労働負担の軽減効果      
 
園芸研究所
 
1 背景、目的
 脚立がいらず、いろいろな管理作業が骨折らずに安全で、しかも省力的にできるカキの新しい栽培方式として「平棚栽培方式」を開発しました。この方法でカキを栽培すると収量が安定して果実品質が向上します。
 この平棚栽培の作業能率や省力及び労働負担の軽減効果を明らかにしました。
 
2 成果の内容・特徴
 1)摘蕾、摘果、収穫、防除の各管理作業の樹冠面積1u当たり作業時間は、平棚栽培では立木栽培より短くなり、作業能率が向上します、しかし、平棚栽培ではせん定と同時に誘引を行うため、その分だけせん定の作業時間が立木栽培より長くなります。
 
 2)立木栽培の管理作業には脚立が必要で、作業の半分以上を脚立を使って行わなければなりませんが、平棚栽培の管理作業には脚立は全くいらず、安全に作業ができます。
 
 3)平棚栽培では立木栽培より管理作業中の心拍数は少なく、足部の筋力負担が少なくなり、労働負担が軽くなります。
 
3 主要なデータなど