いぐさ新製品「うちわ」、「花器」及び「メモ挿し」
 
筑後分場
 
1 背景、目的
 いぐさ製品には畳、花ござなどがありますが、近年外国からの輸入が増え、国産品の需要は伸び悩んでいます。そこで、国産品の需要を拡大するために、外国産品にはない、新しいいぐさ製品を開発しました。
 
2成果の概要、特徴
 1)新製品は、市場調査に基づき品目やデザインを考案し製作しました。
 
 2)花ござと久留米緋を組み合わせ、民芸調のお土産としての「うちわ」を製作しました。軽い花ござを利用して重量を軽くしました。
 
 3)花ござと八女の手すき和紙を組み合わせ、装飾品としての「花器」を製作しました。耐水性を持たせるため、接着剤とシリコンを利用して防水加工をしました。
 
 4)花ござに簡単な模様を入れて縁取りし、インテリアとしての「メモ挿し」を製作しました。
 
 これらの新製品は、いぐさの特徴を最大限に活かした本県独自の工芸品として、今後産地で商品化が計画されています。
 
2 主要なデータなど